2021　ハクビシンなどの鳥獣害考　無敵のハクビシン返し！！！

今年も、美味しい果物をめぐって、ハクビシン、タヌキ、カラスなどの鳥、との、激しい攻防がありました。
アンズ、モモに始まり、ブルーベリー、スイカ、ブドウ、イチジク。
いろいろな事がありましたが、今年、一番の特筆すべき物は、なんといっても、

「ハクビシン返し」！！！

この”ハクビシン返し”を設置することが出来た作物は、スイカとブドウ、だけでしたが、設置後は、1つの被害も出ず、木登り大得意のハクビシンでさえ、諦めたようです。
そのおかげで、今年は、美味しいスイカを48個、木の上で甘ーくなったブドウ（ただ今収穫中）を、堪能することが出来ました。
完璧な物理的防除！！！

このハクビシン返しは、「防風ネットの柵の上部に、防風ネットとハンガーで忍び返しを作る」という、簡単に手に入る物で自作できる素晴らしい対策です！！
その様子は、ぜひ、こちらで！
スイカ→スイカのハクビシン対策！！！
ブドウ→ブドウにハクビシン返し！！！

来年以降も、ハクビシン返し＋センサーライトで、ハクビシン対策は、完璧です！

次の考察は、

「ハクビシンは、たぶん、センサーライトが嫌い。
でも、タヌキは、センサーライトは、物ともしない。」

今年は、モモのハクビシン対策としては、物理的な防御は何もせず（時間的精神的余裕が無く）、センサーライトの設置だけでした。
最初は、木の枝の中間に、センサーライトを付けていましたが、場所によって、ハクビシンに登られて、ガブガブ、モモを食べられてしまいました。
その後、「まず、幹を登るのだから」と、どの方向から来ても、幹基でセンサーライトが光るように設置したら、被害を大きく減らす事が出来ました。
ゼロ、には、することが出来なかったので、来年は、何か、物理的な防除が出来るか、考えてみたいと思っています。
タヌキは、木に登ることが出来ないので、ハクビシンが食べ落としたモモのおこぼれに、あずかっています。
ある日の夕方、センサーライトがピカー！と付いたので見てみると、センサーライトを浴びながら、タヌキが、モモの木の下で、じっとモモを見上げていました。
光に驚く様子もなく、じっと、モモを見上げるタヌキ。
さすが、人里に住まうタヌキ。
光は、怖くないようです。

その次は、

「我が家に出没するハクビシンは、食べるものが無くなると、どこか、違う所に、行ってしまう。」

ハクビシンが、我が家で、食べている作物は、たぶん、モモ、スイカ、ブドウ、イチジク。
ブドウ＞＞＞モモ、スイカ＞イチジク　の順で、大好きなようです。
モモは、美味しくなると、しつこく、攻撃してきます。
でも最後は、モモを一気に収穫して、決着。
スイカとブドウには、難攻不落の”ハクビシン返し”が、付いたため、被害はゼロ。
その後、無防備なイチジクに少し被害が出たものの、イチジクだけでは物足りないのか、ハクビシンは、どこかに行ってしまったようです。
十分な食べ物が無いと、どこかに行ってしまうのですね。
この辺りは、田畑がいっぱいなので、どこか、美味しい物がある所に、移動したのでしょう。
ちなみに、タヌキ君は、我が家の田んぼの中に、イネを倒したベッド付きのお家を作り、ザリガニを食べている様です。

以上の事から、
鳥獣害対策には、物理的防除に、勝る物無し！！！
無敵の”ハクビシン返し”、来年も、センサーライトと共に、設置していきます。