ブドウにハクビシン返し!!! と、後日談。

18日、いつものように朝の巡回をして、スイカの収穫をしていると、パパさんの驚愕の声が!
「ブドウの袋が破られて、食べられてる!!!」

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確かに、ブドウの袋が、3個落ちていて、ブドウに、かじられた跡が残っていました。
すっかり油断していたのですが、けっこう、色づいていたのですね。

去年は、ハクビシン対策として、2mの防風ネットで柵を作り、センサーライトを四隅に付けて、どうにか、ブドウを収穫することが出来たのですが、最後、サクッと破られて、残しておいた美味しそうな最後の2個を食べられてしまいました。

しかし、今年は、”充実果樹園生活”先生の、「本気でハクビシン対策(防風ネットでつくるハクビシン返し)」と言う、素晴らしい防御方法を教えて頂いたので、さっそく、まねをして、ハクビシン返しを作っていきたいと思います。

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準備する物は、2mと1mの防風ネット、それを枠に留めるパッカーと紐、返しを作るハンガーと、止めるのに使う洗濯ばさみ、防風ネットの裾を固定する長めのイボ竹とU字ピン、そして、どんな時にもセンサーライト!
普段使っている物で、対策出来るのが、素晴らしい!!!

まずは、2mの防風ネットを、ブドウの周りの柵に、ぐるりと巻いてパッカーで留めていきます。
後で裾をイボ竹で固定するので、10cmほど、地面側に余裕を持たせます。
次に、ぐるりと巻いた2mの防風ネットと、1mの防風ネットを、上で合わせて、ブドウ棚の周りにパッカーや紐で、留めていきます。
この時、角々で、1mの防風ネットには、約1mほどの遊びを持たせます。
防風ネットの端に通してある黒い紐を引っ張って、1m分くらいのギャザーを寄せておきました。
2mの防風ネットの裾からの侵入を防ぐため、イボ竹を置いて、U字ピンで留めて、地面の隙間を無くします。

さて、これからが本番!
ハクビシン返しを、ハンガーで作っていきます。
写真を見る限りでは、ハンガーを、合わせてある2mと1mの防風ネットの間に入れて、ハンガーをピンチで固定して空間を作る!!!様に見えるのですが・・・
写真の様に、上手く固定が出来ない・・・
ハンガーのサイズが違うのか、あまり、空間が出来ない・・・

どうしよう。
どんどん、暗くなってきて、そろそろ、ハクビシンや、タヌキたちが活動を始める時間になってしまう。
ここまで来たのだから、どうにか、防風ネットのハクビシン返しを作って、ハクビシンをギャフンと言わせたい。

どうにかして、空間を作りたい!という事で、
今回は、ハンガーはあきらめて、90cmのイボ竹を、どうにかこうにか挟み込んで、1mの防風ネットの中間あたりを、上から留めてみました。
見た目は、なんだか、かんだか、ちっともだけど、真っ暗のなか、センサーライトを四隅に付けて、とりあえず撤退。

翌朝、成果を確認に!

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見た目は、まったくもって、なんだかんだ、ですが、とりあえず、今日は、ハクビシンの被害はゼロ!!

本家本元のハクビシン返しは、素敵なので、ぜひ、見て頂きたいです。
(リンクの許可を頂き、ありがとうございます!!!)

後日談
ハクビシン返しを付けて、8月16日、29日目。
なんと!!!ハクビシンの被害、いまだゼロ!!!
昨日、少し収穫してみました。
まだ、少しすっぱいものの、味が濃くて、もう少しおけば、すごっく美味しくなりそう!
去年は、ほとんど食べられて、数粒しか食べられなかったので、楽しみです。
ありがとう!!!ハクビシン返し!!
ありがとうございます!!! ”充実果樹園生活”先生 !!

後後日談
9月6日、ハクビシン返しを付けて、40日目。
その後も、ハクビシンの被害はゼロで、美味しくブドウを収穫しています。
今年度の鳥獣害対策の考察⇒ハクビシンなどの鳥獣害考
も、してみましたので、見て頂けると、嬉しいです。

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