夜のカメムシ退治

以前、友達と行った山形バス旅行で、サクランボ園に行きました。
そこで頂いたサクランボが、大きくて甘くて、とっても美味しかったのです!!!
これは、ぜひ、我が家にも、サクランボの木を植えよう!!!
と、何回か新しい品種のサクランボの苗を植えたのですが、夏の厳しい暑さと、素人管理のせいで、枯れてしまったり、上手に育てることが出来ません。

しかし、1本だけ、お義母さんの植えたサクランボが、いつの間にか大きくなって、毎年、実を付けてくれます。
ただ、ノーガードなので、鳥なのか、ハクビシンなのか、赤くなる前にいつの間にか無くなってしまい、ほとんど、人の口には入りません。
せっかくなので、手前だけでも、カバーを付けて、収穫をしてみる事にしました。

手の届く下の枝に、寒冷紗や収穫袋を被せてみました。
思っていた以上に、ちゃんと実が着いていたんですね!
袋の中のサクランボが、だいぶ赤くなってきました。
木の上の方の、美味しそうなサクランボは、十分赤くなる前に、何者かが、食べつくしている様です。

ゴールデンウイーク中、明るいうちは、畑仕事が忙しいので、暗くなってから、ヘッドライトを点けて、サクランボを収穫します。

とっ!!!
暗闇の中で、カメムシがたくさん、サクランボの葉や実にとまっています!
そして、このカメムシ達は、この後、モモの木に飛んで行って、モモの実を食べるに違いありません!

いつも、モモの実に来ているカメムシは、捕まえようとすると、下に、ポトリッ、と落ちるので、カメムシの下に虫取り網を構えて、ポトリと落ちた所を、捕まえています。
しかし、夜のカメムシは、なんだか、のんびり、逃げることも無く、手で簡単に捕まえることが出来ました。

カメムシは、夜は、簡単に、手で捕まえることが出来るらしい!!!

サクランボの収穫は、私に任され、パパさんは、カメムシの捕獲に集中です。
木の上の方のサクランボは、何者かに食べつくされているので、木の下の袋でカバーされたサクランボの周りに、カメムシも集中して寄って来ているみたいで、たくさん捕まえることが出来ました。
(パパさん曰く、「3日間で50匹は捕まえた!」そうです。)

後日、

とっ!!!
なんと!!!

ゴールデンウィーク中、いつもは、モモの摘果をしながら、カメムシを退治するのですが、今年は、カメムシによる食害がほとんど見られません!
カメムシ本体も、2匹しか、見つけることが出来ませんでした!
やはり、先に実が出来るサクランボに来ていたカメムシが、その後、モモの実に、飛んで来ていたのですね。

分散する前に対策することが、とても効果的!!! なのです。

コメント