モモのナシヒメシンクイによる芯折れの発生と、カメムシの吸汁痕!

今日も、午前中から、トラクターの乗って、2回目の田んぼの荒起こしをしました。
午後もトラクターに乗って、夕方、やっと、モモ畑に!
一昨日に見つけた、ナシヒメシンクイの芯折れを探します。
ナシヒメシンクイの幼虫が新梢の先端に侵入して、新芽を食べるので、芯が折れたようになるのです。

DSC_1356

小さな新芽が萎れてしまっています。
この状態だと、中にまだ、ナシヒメシンクイの幼虫がいるので、新芽の先端を摘んで、駆除します。

DSC_1350

カメムシがモモの実を吸汁した痕を発見!!
こうなると、実は綺麗に大きくなれないので、落とすしかありません。
きっと、この近くに、カメムシがいるに違いない!!

DSC_1354

むむむ・・・
でも、放っておくわけには、いかないので、下にビニール袋を広げて、上からポンポンと叩くと、カメムシは、下にポトリと落ちるので、捕まえられます。
の、はずが、今回は失敗。
逃げてしまいました。

我が家では、新芽の出る前に、石灰硫黄合剤を1回、散布するだけで、殺虫剤も、殺菌剤も撒きません。
なので、木には、いろんな虫がやってきます。
アブラムシ、テントウムシ、カメムシ、ナシヒメシンクイ、その他いっぱい。
なので、モモに害をなす虫は、夕方涼しくなってから、桃の木の周りを、クルクルと回りながら探して、捕まえます。
でも、アブラムシを探しながら忙し気に歩くテントウムシや、おなか一杯にして満足げに木の上に座っているアマガエルを見つけると、ちょっと幸せな気持ちになります。

追記

モモの害虫になる、ナシヒメシンクイは4月下旬から、ゴマダラノメイガは5月下旬から発生し、特にナシヒメシンクイは、この夏の間に何世代も交代します。
結局は、手では取り切ることが出来ません。
そこで、2021年は、微生物殺虫剤のBT剤を使う事にしました。
浸透移行性も無く穏やかな効き目なので、何回か散布しなくてはいけませんが、初期の発生を抑えられると、効果的に使えそうです。

コメント