夏場の草刈りを減らせるように、電気柵を進化させたい!

鳥獣害対策として、無敵の電気柵!ですが、防草シートを敷いていたとしても、夏場の雑草の成長はすさまじく、電気柵周りの草刈りは頻繁で、かなりハードです。
金属の回転刃ではなくワイヤーを取り付けた草払機で草刈りをするのですが、地面ギリギリで草を刈ろうとすると、防草シートの端を絡めてしまったり、電気柵の一番下の通電線ーを絡めてしまったりと、神経も使います。

これは、どうにか、ならないだろうか・・・・・

あちこち調べていたら、コメリの鳥獣害対策パンフレットに、面白い物が載っていました。

「楽落ネット」(日栄産業株式会社)
中型動物被害対策として、動物の習性を逆手に取った電気柵用ネット。幅33cmはハクビシンやアライグマなどが登ろうとする絶妙な高さで、登ろうとした時に鼻、前足(肉球)、腹部に電線が接触するように誘導させます。
(日栄産業株式会社 楽落ネット ホームページより)

埼玉県農業技術研究センターの実験によると、中型獣にとって、35cmの高さが「飛び越え」と「乗り越え」行動を起こす境界に当たり、この35cmと言う高さは、飛び越えようか手を掛けて乗り越えようか迷う高さになるなるそうです。
そのため、ネットを35cmの高さで設置すると、動物に障害物を警戒して鼻先でにおいを嗅いだり触れたりする探査行動を引き起こし、柵の上の通電線に鼻先を触れて感電させることが出来る、という事らしいです。
(埼玉県農業技術研究センター 楽落くん設置マニュアル より)

ふむふむふむ!!!

この楽落ネットは、防獣ネットと違い、樹脂製なのか自立性もありそうで、支柱の数も1.5~2m間隔ぐらいでいけそうです。
ただ、50mで、かなり良いお値段です。
我が家の果樹園の周りに張ろうとすると、たぶん、450m位必要なので・・・・・
とても良さそうだけれど、かなり予算オーバーになりそう。

何か良い物ないかなぁ、と、コメリの鳥獣害対策パンフレットを熟読していると、
なんだか良さそうな物があるではありませんか!!!

「アニマルパワーフェンス!!!」

ポリプロピレン製で、ラッセルネットよりも丈夫で長持ち、金網よりも軽量で張りやすい、ラッセルネットよりも噛み切られにくい。
(コメリ アニマルパワーフェンス ホームページより)

楽落ネットより、目合いは大きそうですが、自立性もそこそこありそうで、何より、1.2m×50mで。12800円。
ハサミでちまちま自分で切らなくてはいけないけれど、40cmの幅で切れば、100m取れそうです。

さっそく、コメリにgo!!!

丈夫なハサミで、ちまちま、40cmの幅になるように切ってみました。
けっこう大変だったけど、50m当たり、6400円。
これなら、どうにか、果樹園全体にも、設置できそうです。



コメント