2023 代かきの反省と来年に向けての考察。

田植えに向けて、2週間、荒代かき、仕上げ代かき、田植え、の2サイクル。
倒れそうな忙しさでした。
年に1度の、代かきシーズン。
来年に向けて、反省を含めて、代かきの仕方について、考察してみたいと思います。

我が家には、陸田、半陸田、まったくの田んぼ、が、あります。
陸田、半陸田は、水持ちを良くするために、2回、荒代かきと、仕上げの代かきをします。
荒代かきは、田んぼのデコボコ高低差を出来るだけ無くして平らにするために、水は少し多めに、ゆっくり丁寧に行います。
仕上げの代かきは、田植えの前日に、田んぼの土を柔らかくして、場合によっては練り込みながら、表面を平らにするイメージで行いました。

代かきは、水加減が、とても、重要で難しい。
荒代かきでは、田んぼ全体に水が十分行き渡っていれば、水から地面が7~8割近く見えている状態が良いのでは、と思っています。
仕上げ代かき水加減は、田んぼによって土の感じが違って、水加減も変わってくるので、初心者素人の私には、難し過ぎです。
陸田や半陸田では、思った以上のたっぷり目の水があった方が、良いように感じました。
雑草の関係で、田んぼも、仕上げ代かきをしたのですが、こちらは、雑草を練り込むために、かなり、水を少なめにしても、さすが田んぼ!綺麗に代をかけました。

荒代かきの仕方は、まずは、土の畦畔には、車輪で際を踏みながら、モグラの穴をつぶしていきます。
入り口に戻ったら、出る時と反対周りに、外側から内側にと2周回ります。
その時、入り口の周りに段がある時は、その周りも5~6mの長さでハローをかけておきます。
また、角に来た時に、前輪の持ちあがる感じがある時は、角の地面が高くなっているので、角にハローをかける時に、まず、停止でハローを降ろして2~3秒回してから2~3m前進するを1~2回繰り返すと、地面が平らになっていきます。

外回り2周が終わったら、横横に、主変速2、副変速1で、ハローの横の羽根を下ろさずに、ハローを掛ける場所を少し重ねて、丁寧に、掛けていきます。
その次、縦縦は、主変速2~3、副変速1、ハローの横の羽根を下ろして、表面にデコボコを作らないようにします。
ターンをする時は、ひと手間かけても、バックしてのターンの方が、車輪による掘りが少ないように思います。
また、荒起こしの時に、鋤掛けをして作った田んぼの端の溝を、タイヤを入れて、また、ハローを掛けて、潰してしまわない様に、注意しました。

最後に、外回り2周して、終了です。

水が薄く張った状態ですが、土のデコボコも見えず、自分的には、良い感じ!
出入り口の、トラクターの車輪の溝を、三角鍬でならして、出来上がり。

・・・・・

と、
半陸田のこの田んぼ、荒代かきは、良い感じに出来たのですが、田植え前日の、仕上げ代かきは、水は、少し多めに入れたつもりだったのですが、まだまだ、足りなかったようで、土が固まっていて、上手く代が掛けませんでした(泣)。

やはり、代かき、水加減が、恐ろしく重要で、恐ろしく難しいです。


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