ブドウのハクビシン対策 2022版

数日前から、ブドウの袋が落とされて、数粒噛んでみた跡があるのは知っていたのですが、まだまだ、すっぱいかな、と、余裕にしていたら、なんと、昨日一夜で、2房が6割がた食べられていました。

まだまだ、青くて、すっぱそうなのに。
今週末に、ハクビシン返しを設置しようとおもっていたのに。
このままでは、今夜も、また、2房食べられてしまう!

あまりにも、日中が暑くて、とても作業が出来そうも無いので、(気持ち)涼しくなってきた夕方から、ハクビシン返しを作る事にしました。

この”ハクビシン返し”とは、柵の周りに、2mの防風ネットと、1mの防風ネットと、ハンガーとクリップと、身の回りにあるもので作れる、とても、素晴らしい、ハクビシンに対する物理的防除なのです。
この素晴らしい”ハクビシン返し”のアイディアは、「充実果樹園生活 つくば展開地ぶどう園」様によるものです。リンクの許可を頂き、ありがとうございます。

まずは、パパさんが、ブドウ棚の周りを、きつめに草刈りしてくれたので、柵を立てる場所に、50cm幅の防草シートを張りました。
そこに、Φ19長さ2.1mの直管パイプを、1.5m間隔で立てていきます。

この作業の途中で、すでに、かなり暗くなってしまいましたが、ピカピカのおひさまの下では作業出来ないので、ヘッドライトを付けて、頑張ります。

作り方は、基本、スイカのハクビシン返しと一緒です。
(詳しい作り方は、ぜひ、スイカのハクビシン対策 2022版、をご覧ください)
Φ19の直管パイプで柱を立て、その上に、Φ19の直管パイプで枠を組みます。
次に、柱に2mの防風ネットをぐるりと、パッカーで止めていきます。
その後に、1mの防風ネットとハンガーで、ハクビシン返しを作っていきます。

真っ暗で、写真を撮る事が出来ませんでした。
草刈りを始めた夕方5時半から10時まで4時間半、どうにかこうにか、ヘトヘトになりながら、ハクビシン返しを設置する事が出来ました。

翌朝。
じゃじゃーん!!!

どうでしょう!
もちろん、ブドウは、食べられていません。

四隅に、ハクビシンは苦手な、人感センサーソーラーライトを付けました。

去年からの改善点として、柵の上部に、直管パイプで枠を作りました。
この枠の直管パイプに、ハンガーを掛けることで、しっかりとハンガーが固定され、安定したハクビシン返しを作る事が出来ました。

このハクビシン返し、大げさと思われるかも知れませんが、柵に、防風ネットを付けただけの時は、ハクビシンに入られてしまいましたが、去年、ハクビシン返しを付けてからは、1つも食べられていません。
とても、優秀な物理的防除方法なのです。

追記
ブドウのハクビシン返しを作ってから43日経ちました。
その間、美味しくシャインマスカットと、クイーンニーナを、ハクビシンや他の鳥獣の被害を受ける事無く、堪能することが出来ました!!!
ありがとう!ハクビシン返し!!!

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