3月に入ってから、週に1~2回、雨が降るようになって、カラカラだった地面が、しっとり!!粘土質の土地なので、部分的には、ずっしり、してきました。
モモの蕾も、膨らんで、景色に緑が増えてきました。
緑・・・
雑草・・・
そういう季節になります。
雑草対策、どうにか、効率的に、タイミングよく出来ないものか!
農薬散布を最小限にして、あまり大変でなく、どうにか除草が出来るようになりたいと、いろいろ調べらいたら、面白いレポートを見つけました。
「薬用作物の機械除草マニュアル」農研機構 より引用
機械除草の仕組み
除草機の除草効果は主に、土壌の移動に伴い雑草を根から引き抜く効果と、覆土をすることで雑草を埋没させる効果の組み合わせです。引き抜きによる除草効果は、土壌水分が高いと引き抜いた雑草が再生して除草効果が低減します(古池 1978)。埋没による除草効果は、雑草生育初期に効果が大きく、覆土厚が雑草の草高の1.5倍以上で除草効果が認められ、石田ら(1995)は雑草の草高が10mm前後、M. Louxら(2015)は25mm以下であれば除草できることを確認しています。両者の結果に差がありますが、これは使用した除草機や土壌条件、雑草の種類による違いと考えられます。
具体的には、
・”キュウホ-”と言うレーキをトラクターに付けて、作物の間を機械中耕して、効率よく除草をします。
・草丈は、10~25mm位であれば除草できます。
(株)キュウホーさんのPRyoutubeを見ると、作物の間を、何列かのレーキを付けたトラクターが、雑草をレーキで引き抜きながら、ダーっ、走っていきます。
フムフム!
これ、手動でやってみたい!
今育てている野菜は、絹サヤ、タマネギ、ジャガイモ。
絹サヤには、ワラのマルチが、タマネギには黒マルチが、してありますが、ジャガイモは、土寄せするので、何もしていません。
さっそく、ジャガイモの畝間の除草を、やってみよう!
畝間に、双葉の小さな雑草が生えて来ていました。
レーキで、畝間を引いていきます。
大きな雑草は、手で抜いて、遠くにポイ!
小さな雑草は、レーキで掻いていきます。
3列のジャガイモの周りと間、15分掛からず、楽々出来ました。
2~3週間に1回くらい、雑草の大きさを見ながら、レーキ除草!やってみたいと思います。
追記
4月8日、前回のレーキ除草から、ちょうど2週間。
あまり雑草は生えて来てはいないものの、前回の取り残しか、ポツリポツリと3cm位の雑草が見られます。
大きくなる前に、レーキ除草、再び、やってみよう!
4日前に大雨が降って、やっと乾いて、畑に入れるようになった所で、土が固まっていたせいか、前回と違って、土が重くて、ゼイゼイいってしまいました。
土の乾き具合で、こんなにも、違うのですね・・・
今度は、雨の降る数日前を狙って、やってみようと思います。
追記
最初の頃は、土も柔らかくて、レーキでの除草も順調でしたが、1回目の追肥と土寄せ以降、土の表面が固くなり、レーキ除草はかなり難しい感じでした。
出来るだけ畝間は歩かないようにしていたのですが、雨が降ったりで、だんだん土が固くなってしまったようです。
ここまでくると、耕運機で耕うんした方が、2回目の土寄せに向けて、良かったように思います。
(その後は、土が固くて、雑草もあまり生えてこなかったのですが)
全体として、このレーキ除草、1回目の土寄せ前の除草としては、お手軽で、とても効果的だったと思います。
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