3月5,12,16日に、家にある果樹に、石灰硫黄合剤を撒きました。
家庭菜園だし、最低限の農薬散布で、と思っていますが、毎年、芽吹く前に、必ず撒いているのが、石灰硫黄合剤です。
石灰硫黄合剤は、”殺虫・殺菌の両作用があり、特に果樹の越冬病害虫防除にも高い効果を示す”とあり、我が家では、主に、カイガラムシと縮葉病対策として、散布しています。
石灰硫黄合剤は、強アルカリ性なので、皮膚や目に着かないように、しなくてはいけません。
目の下を覆うフェイスマスクに、メガネを掛け、頭はタオルで覆ってから帽子をかぶり、ゴム手にカッパ、と、完全防御の体制で、臨みます。
また、強アルカリ性で金属も腐食してしまうので、ブドウ棚の単管などの柱には、使わなくなった布を巻いて、液が掛からないようにます。
カバーできなかった所は、散布後に、ジョウロで水を掛けて、洗い流します。
また、風向きにも、とても、気を使います。
我が家は、北側は道路、西側は家、東と南側は家の畑になるので、無風か、北西の弱い風の時にしか、散布することが出来ません。
3月の頭は、北西の風が多いのですが、中旬になってくると南東の風が吹いてきます。
お天気、風向き、風の強さと、パパさんのお休みの日、をみて、石灰硫黄合剤の散布を決行です。
アンズにモモ、イチジク、紅ウメ、クリ、ブルーベリー、リンゴ、ブドウ、カキ、キウイフルーツ。
枝の腹側、背側と、丁寧に1本ずつ散布していくと、思った以上に時間が掛かります。
また、適当に撒くと、どこに撒いたか分からなくなってしまうので、、幹から右側の枝を、先端へと上がっていき、今度は左側の枝から幹基へと、一筆書きの様に、撒いていきます。
風向きと、風の強さを見ながら、全部の果樹に散布するのに、3日掛かりましたが、芽が出る前に、散布を終えることが出来ました。
とりあえず、春の一大イベントが終わって、一安心!!です。
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