暖かくなり、あちらこちらで、トラクターの音が聞こえてきます。
今年の田んぼ作業の、本格スタートです。
田んぼを見て回ると、去年9月15日のコシヒカリ稲刈りの後すぐに耕した陸田には、全面に雑草が生えてきました。
1か月後に稲刈りをした、あさひの夢の田んぼは、まだ、全面には、あまり生えて来ていないものの、ロータリーでは耕せない田んぼの端には、雑草がだいぶ生えて来ています。
去年は、3月21日に、田んぼの端の鋤掛けをしたのですが、雑草が大きくなり根が張ってしまったため、土がゴロっと大きく掘れてしまいました。
大きくゴロっと掘れてしまうと、そのままではロータリーが掛けられないので、人力で崩さなくてはいけません。
いろいろと大変なので、今年は、早めに鋤掛けをしようと思います。
また、去年、田んぼのガスが原因の赤枯れ症が、強く出た田んぼも、田んぼの有機物、稲わらの分解を早めるために、早めに荒起こしをしようと思います。
という事で、3月1日から、陸田と、赤枯れ症の強く出た田んぼの、鋤掛けと荒起こしを始めました。
この田んぼは、田んぼのガスで赤枯れ症が強く出た上に、いつも端に雑草が生えて、シーズン中に2回は雑草取りに入ります。
気合を入れて、鋤を掛けていきたいと思います。
葉っぱは、まだ、大きくなくても、根は、しっかり張っている様で、思った以上に、ゴロっと掘れてしまいました。
このままロータリーを掛けると、端だけ高くなってしまうし、上手く除草出来ないので、三角鍬で、田んぼの方へ寄せていきます。
結構な肉体労働、ですが、このひと手間で、田んぼに水が入ってからの端の雑草取りが、少しでも減ると思えば、頑張りどころです。
頑張った甲斐もあって、かなり良く出来ました!!!
同様に、陸田にも、鋤掛けと荒起こしをしていきます。
鋤掛けをして、荒起こし最後の外回り。
ムムム・・・!!
去年も土引きをした筈なのに、十分でなかったのか、まだ、四隅が高いようです。
なお且つ、四隅から3mくらい内側が、トラクターの切り返しのせいか、凹んでいます。
何時かは、やらねば・・・なら、今、頑張ってやってみよう!
(逆転で土引きをする時は、まずは、正転で、土を耕して柔らかくしてから、行います。)
まずは角から、凹みに向かって、逆転で引いていきます。
角のギリギリまでロータリーを合わせたら、副変速はNで止まったまま、PTOは逆転で回転させ、ロータリーを引きたい高さまで下ろします。
そのまま、(引いている土の様子で、少し上げたりしながら)、凹みに向かって前進し、凹みの所で徐々にロータリーを上げて、土を落としていく感じです。
次は、最初に引いた場所の両脇から、凹みに向かって、同じように引いていきます。
最初に引いた時よりも、ロータリーの高さは、気持ち高めで、引いていきます。
最後は、やっぱり、三角鍬!!
三角鍬で、デコボコや、ロータリーの入らない角の角の土を、引いて、ならしていきます。
どうでしょう。
去年も引いた所なので、1,2,3のワンセットで、良い感じに引けました。
(まだ高いようなら、もうワンセットか、範囲を広げて、引いていきます)
代かきまで、あと2回、荒起こしをする予定なので、様子を見ながら、やってみたいと思います。
追記
2022年は、田んぼの周りの鋤掛けを、3月の頭にしましたが、それでも、だいぶ、雑草の根が張っていて、土が掘れてしまいました。
そこで、2023年は、2月の中旬から、鋤掛けをスタートしました。
場所によっては、草が大きくなっていて、根っこと一緒に、掘れてしまった所もありましたが、去年よりは、だいぶ良い感じです。
トラクターの幅の分だけ、鋤掛けが出来ない所が残ってしまうので、最後は、人力!スコップで、端を掘りました。
来年は、2月の頭から、鋤掛けを始めてみようかな。
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