水盛りで、畑の傾斜がどれくらい付いたか、測ってみました。畑の均平、その4。

あれから、もう一度、トラクターで土引きをして、なんとなく、これくらいで良いかな?という感じになってきました。
目で見る限り、傾斜が付いている様にみえるのですが、立つ場所によって、見え方が全然違う・・・
雨が降ってくれれば、様子も分かるのですが、ちゃんと数値で、見ることが出来ないだろうか!

という事で、”水盛り”で測ってみる事にしました。
ホースの中の水の、両端の水面の高さは同じになる、ので、水平が取れる、というやつです。

透明なホースがあればよいのですが、とりあえず、家にある散水用20mホースの両端に、半透明のホースをつなげて、やってみる事にしました。

ホースに水を入れ、ホース内の気泡を、高くしたり低くしたり叩いてみたりを繰り返して、外に出します。
(透明のホースなら、気泡が無いか確認できるので、良いのですね)
ホースの両端を、棒に縛ります。
(写真の黄色い矢印の所に、反対端のホースの棒が立ててあります)
これで、ホースの両端の水面の高さは、同じはずです。

まずは、南の排水口から、北側に向かっての、勾配を見てみます。

南の排水口付近の、水面の高さは、約35cm

南の排水口から北に約20mの場所では、水面の高さは、約30.5cm

高低差は、35cm-30.5cm=4.5cm
4.5cm÷2000cm×100=0.2%の勾配が出来ていることが、分かりました。

同様にして、何か所か測ってみました。
場所を変えると、微妙にホースの立ち上がりの高さが変わるので、その度ごとに、変えた方だけでなく、両端の水面の高さを測ります。

その結果!!

農研機構の「排水不良農地におけるほ場面傾斜化による表面排水及び流末処理技術」によると、傾斜度は”1/233”と書かれています(勾配0.43%)。
ちょっと勾配が付きすぎてしまった場所があったので、微調整してみたいと思います。

素人の初めての水盛りなので、誤差やバラツキはあるとおもうのですが、でも、ちゃんと、土引きが出来ていたんですね!!!
最後は、やっぱり、雨での確認でしょうか。

あとは、丁寧に何回かトラクターをかけて、仕上げていきたいと思います。

最後は、うちのトラクターでは出来なかった、耕盤破壊を、スコップで!人力で!やってみました。
ぜひ、頑張った様子も、ご覧いただけたらと思います!
畑、最後の整地と、スコップによる耕盤打破! 畑の均平 その5

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