お友達に頂いた手作り干し芋が、とっても美味しかったので、ぜひ作ってみたいと、作り方を教えてもらいました。
基本的には、蒸かしたサツマイモを、スライスして、干すのですが、
「品種は紅はるかで、大きいので蒸かすのではなく、たっぷりの水で柔らかく茹でるのよ」
と、教えてもらい、さっそく作ってみました。
中くらいの紅はるかは1時間、大きな紅はるかは1時間半ほど茹で、ざるにあげて、しっかり冷まします。
皮を厚めにむいたら、全身、黄金色!!!
これだけでも美味しいのですが、干すと独特の干し芋の味になるはずです。
縦半分に切ってから、斜めにスライス。
干し網の上に並べて、ベランダで、天日干し。
中まで、キレイな黄金色!!!
5日ほど、日中干して、夜は取り込む、との教えなので、じっと我慢です。
<追記1>
干して3日目、半生の干し芋も、とっても美味しい!!!
外側は硬くなりつつも、中はしっとり柔らか!!!
干されても、半透明で、べっこうのような美しさ!!!
命名 「べっこう芋」
5日間干す前に、半分以上無くなってしまいました。
<追記2>
せっかくなので、収穫した安納芋と鳴門金時でも、干し芋を作ってみました。
同じように、たっぷりの水でゆっくり茹でてから、厚めに皮をむきます。
安納芋は、オレンジ色。
かすかに柿の様な、カロテン色素の味がします。
鳴門金時は、キレイな黄色。
娘たち曰く、「栗きんとんの餡の味がする」
それでは、干してみましょう。
干して4日目。
表面は硬くても、中はまだ柔らかい。
安納芋は、カロテン色素の味がして、かすかに干し柿のような風味も。
鳴門金時は、くせのない美味しさ。
オレンジ系と黄色系の味の違いはあるものの、どちらも、中はふんわり、甘くてしっかりした味で、やめられない美味しさです。
<追記3>
あまりにも、美味しくて、干し芋のネットの前を通るたびに、つい、手を伸ばしてしまいます。
また、半生タイプが、あまりにも美味しいので、知り合いの方に、持って行ったり。
あっという間になくなってしまうので、もう、何度も作ったのですが、1度、茹でが十分でなく、中まで黄色くならなかったことがありました。
とりあえず、干してみたものの、いつもの様な、トロリとした甘さと口当たりには、なりませんでした。
たっぷりの水で、ゆっくり中まで十分黄色くなるまで茹でることが、美味しい干し芋を作る秘訣のようです。
<追記4>
何度も作っていると、いい加減になってきて、今回、三種混ぜて茹でました。
中までトロトロ黄色にしなくては、美味しく出来ないので、沸騰して1時間半。
しっかり冷まして、切ってみると、・・・!!!
ねっとり系の安納芋と紅はるかは、中までしっかりトロトロ黄色になっているのに、ほくほく系の鳴門金時は、黄色くなっている物の、まだ、かなりしっかり固め。
これはこれで、そのまま頂くには、とても美味しいのですが、たぶん、干し芋にしても、べっこうのようにはなりません。
鳴門金時だけ、その後、さらに、1時間茹でてみたのですが、トロトロにはなりませんでした。
上手に茹でるのも、難しいです。
<追記5>
以上の事から、茹で時間、茹でやすさ、干し芋らしい味、で、
「干し芋には、紅はるか!!!」
が、お勧めです。
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